【感想】教皇フランシスコの死去・葬儀を見て

こんにちは、murasakiです。
2025年4月26日(土)9:00(日本時間17:00)、バチカン市国・サン・ピエトロ大聖堂にて、第266代ローマ教皇・フランシスコの葬儀が行われました。
現地には行けませんでしたが、動画サイトで葬儀の様子を見る機会がありました。
それを見た感想を徒然なるままに綴っていきたいと思います。
◆バチカン市国・サン・ピエトロ大聖堂の様子

(撮影:卒業旅行時)
【国土いっぱいの人】
バチカン市国へは大学の卒業旅行で訪れたことがあります。
その時もかなりの人出でしたが、今回はまさに「人・人・人」という状態。
国土のほとんどが人で埋め尽くされている様子に、こんなに人で溢れるのか、と驚愕するのと同時に、世界中の聖職者、要人、一般人を集めるほどローマ教皇は偉大な人、大きな影響力を持つ人だと感嘆しました。(世界3大宗教、キリスト教カトリックのトップですので当然ですが。)
【サン・ピエトロ大聖堂に安置された棺を見て】
バチカン市国を訪れたとき、サン・ピエトロ大聖堂も見学しました。カトリックの総本山であり、聖ペトロの殉教地でもあるその場所に、深い感動と衝撃を覚えた記憶があります。
それから幾年も経ちましたが、動画で見ても同様の衝撃を感じました。
今回動画で、棺が大聖堂に安置されている映像を目にして、改めて思いました。
サン・ピエトロ大聖堂は、単なる祈りや儀式だけでなく、葬儀などの厳かな宗教儀式も行う聖地なのだと。
当時の私は「祈りの場・観光地」としてしか見ていませんでしたが、
今ならまた違った感動を味わえるだろうと思います。
ぜひ再び訪れたい場所です。

【参列した聖職者を見て】
参列者に目を向けると、世界の要人たちは黒の喪服で参列していました。
一方で聖職者たちは、白と赤を基調とした衣装を着用していました。さらにその中にも装束の違いが見られました。
おそらく位や役職によって異なるのだと思います。どのような意味、違いがあるのか、また詳しく調べてみたいです。
【葬儀の言語と儀式について】
葬儀は基本的にラテン語で進められていました。
一部英語もありましたが、私にはラテン語はほとんどわかりません。
それでも、「アヴェ・マリア」など、聞き覚えのある言葉に触れるたびに、キリスト教儀式への興味がわいてきました。
また、キリスト教では「最後の審判」を重視するため、火葬を避け、土葬を基本とする文化があると聞きます。
ローマ教皇フランシスコも、土葬にされるのでしょうか。
【ローマ教皇について】
ローマ教皇が亡くなると、次の教皇を選ぶために「コンクラーベ(教皇選挙)」が開かれます。
空位となったのち、約2~3週間以内に、一定条件の枢機卿たちの投票によって次のローマ教皇が決まります。
コンクラーベの詳細、歴史、現在の運用方法については、カトリック中央協議会公式サイトの『コンクラーベ(Conclave、教皇選挙)とは?』(→こちら)に詳しく掲載されていますので、ぜひご覧ください。
今回のコンクラーベでは、日本人の枢機卿も出席すると言われています。
歴史的な瞬間でもありますので、注目したいと思います。
ちなみに私は、映画『天使と悪魔(→公式サイトはこちら)』で「コンクラーベ」という制度を知りました!
原作はダン・ブラウン氏の小説『天使と悪魔』(→公式サイトはこちら)で、どちらも興味深い内容ですのでおすすめです!
【最後に】
ローマ教皇と直接かかわることはありませんが、その逝去にはやはり心を動かされます。
死は悲しいものですが、それを通して多くを知り、学び、未来に活かすことができます。
教皇フランシスコは「弱者の味方」であったと言われています。
彼の考え方や生き方を学ぶことは、より良い生き方を見つけるヒントになるでしょう。
この経験を大切にして行きたいと思います。
【次回予告】
次回は「教皇と法王の違い」について、わかりやすくまとめる予定です!
乞うご期待!